バーバリーの発表から思うこと

こんにちは。

最近は日が暮れるのも早くなってきて、そろそろ夏の終わりを感じますね。


昨日、ニュースでバーバリーが「リアルファーの使用廃止」を発表しました。
https://www.wwdjapan.com/681345

 

この「ファーフリー」運動が、
最近ファッション業界で広まっているそうです。


早くは2007年から、ステラ・マッカートニーというブランドが
創業当初からファーフリー宣言をしており、本革も扱わず上質なものが手に入ると支持を集めました。


2018年にグッチがファーフリーを宣言したことにより、
一気に流れが加速したと言われています。


ファーフリーが進んだ背景には、フェイクファーの製造技術の向上もありますが、
インターネットの普及が一つの要因になっているようです。

動物の毛皮を剥ぐ様子や過程がSNSYouTubeでアップされ、
一般の消費者にもファーフリーの考えが広まりました。

リアルファーを使ったものが販売されると、消費者からクレームが上がるようになったため、
多くのブランドがファーフリーを進めるようになっているようです。


僕も昔は「毛皮=高級品でいいもの」と思っていましたが、
今はその考えが当たり前ではなくなっているようですね。

時代の流れと言ってしまえば一言ですが、
その背景は、多くの人にその過程が知られるようになり、
「動物がかわいそう」という「人の感情」が表に出てきたからだと思います。


僕も事業をする上で、時代の流れと、現在、多くの人たちが何を感じているのかを掴んでいきます。



≪本日の格言≫
最も深い感情の中に、最も高い真実が隠されている。
要はこの感情を掴むことだ。
ニール・ドナルド・ウォルシュ