仕事に取り組む姿勢
こんにちは。
世間ではコロナウイルス禍で活動自粛など多方面に影響が出ていますね。
このような状況で僕が問題なく生活できているのは、医療の現場で働かれている方のおかげです。
改めて、医療従事者の方へ感謝します。
さて、自粛の中で家にいる時間も多くなり読書する時間が増えました。
その中で、今回は『起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡』(著:児玉 博)を紹介します。
https://www.amazon.co.jp/dp/B086TXHZ32/
みなさん「U-NEXT」や「USEN」というサービス、一度は耳にされたことがあるかと思います。
今回の本は、それらを統括する株式会社 USEN-NEXT HOLDINGSの現SEO 宇野康秀氏(以下 宇野氏)の自伝的なインタビュー本です。
宇野氏は現職に就くまでには過去に、人材派遣会社の株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)創業をされたりと、起業家の最前線で働かれてきました。
その宇野氏が経営者としての姿勢や考え方の礎をつくったエピソードから、学びたいと思います。
■先頭に経つ人こそハードワーク
宇野氏の経営者としての姿勢の素になったのは、父の影響とのこと。
幼い頃、父と母とのこのようなやり取りがありました。
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土日祝日関らず当たり前のように仕事をする父に対し、それを疑問に思った母とのやり取り
母:「あんた社長なんやろ?社長のあんたが休みの日もなんで、働かにゃあかんの?社員にまかせたらえんやん?」
父:「何をアホなこと言うとるんや。ワシより働くもんがおったらそいつが社長や」
※『起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡』より抜粋
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この父の働く姿をみて「ハードワーク」が働くときの合言葉になったようです。
僕もこの一説を読んで、「確かに!」と思いました。
僕も事業立ち上げ時はその準備に充てるため、会社での就業以外の時間は全て創業の準備に時間を充てていました。
それこそ終電で帰るのが当たり前という生活です。
今でこそ家庭を持ち、家族との時間もつくるようになりましたが、振り返るとよくやっていたなって思います。
■常に人は人の背中を見ているし、見られている
ハードワークと聞くと、つらいこと・大変などネガティブなことをイメージしがちです。
自分も昔はそうでした。
ただ長時間労働を重ねることは、つらいものがあり心が病んでしまうこともあります。
しかし振り返ってみると、事業立ち上げ時は肉体的につらいことはありましたが、精神的につらかったことは少なかったです。
もちろん僕も聖人君主ではないので、思うようにいかず落ち込むことはあります。
また今後落ち込む経験も起こると思っています。
でもそんな僕が頑張れたのは、仲間のおかげでした。
経営者の先輩方が寝る間も惜しんで働き、ビジョンを掲げお互い起業を志す仲間の努力する姿を見てきました。
先輩がそこまで働いているなら…仲間が歯を食いしばっているなら…と不思議とハードワークできました。
無意識のうちに周りの姿勢に感化されていたと思います。
今は起業を目指す後輩が多くでき、その仲間の姿をみると襟を正されることが多々あります。
■努力し続けるには
以前ブログで「コミュニティの大切さ」を書きました。
https://osamudaily.hatenablog.com/entry/2019/01/21/070000
コミュニティとは、どんな人と一緒にいるか?と言い換えられるかと。
ビジョンなく働き続けている人囲まれたら、ハードワークとはつらいものに感じます。
ビジョンに満ち溢れて働いている人に囲まれたら、ハードワークをハードワークとすら思わなくなります。
振り返ると、ビジョンに向かい目指し続ける経営者の先輩や、今まさにこれから!という後輩、そのような仲間に囲まれていることを幸せに感じます。
ビジョンを掲げてハードワークするのは当たり前と思える環境に身を置けられることに感謝しかありません。
改めて、常に自分も周りに見られているという意識をもち、1人の経営者として誇れる働き方を続けていきます。
≪本日の格言≫
常識を持ち、目標に向かっていく強い信念と、ハードワークを愛せる人物なら誰でも成功できる
レイクロック(マクドナルドコーポレーションの創業者)
チャンスを掴む心得
こんにちは。
新しい年が始まりましたね。
年末年始はどのように過ごされましたか?
僕は、仕事仲間と一年の締めくくりをして、家族で帰省してきました。
そして、毎年恒例となっている亀戸天神へ初詣に行き、2020年をより飛躍する年にしようとお参りをしてきました。
飛躍するチャンスを掴むためにも、今回は俳優業に加えて料理家として不動の地位を確立している、速水もこみちさんの記事から学びたいと思います。
https://r25.jp/article/758571408331671162
■置かれた状況をプラスに考える
もこみちさんが料理にハマったきっかけは、小学生の時に見ていた『料理の鉄人』でした。
当時は、見逃し配信やスマートフォンもなく、レシピを後から確認することができなかったそうです。
また、ご両親は共働きで料理を教わることができず、完全に独学でやっていたとのこと。
料理を学ぶ環境はほとんど整っていませんでしたが、試行錯誤を繰り返し、夏の自由研究で提出したカルボナーラの美味しい作り方で、友人のお母さん達に喜んでもらえるレベルになりました。
環境が整ってなく失敗ばかりだったそうてすが、それが逆にもこみちさんの心に火をつけたようです。
完璧に状況が整うことはほとんどなく、たらればを考え出すと行動に移すことが難しいのではないかと思います。
置かれた状況で、いかに最大限努力するかが、その後を左右するんですね。
■成果を出すためには、ご縁を大切にすること
役者の道を進み出してからは、とにかく芝居一本でと必死だったころから、少し落ち着いた時にMOCO'Sキッチンのプロデューサーから声がかかりました。
もこみちさんも新しいことに進むことへの不安がありましたが、準備が整うのを待ってたら、誰かに追いつかれてしまうと考えました。
何かが始まる時はだいたいご縁がキッカケなので、声をかけてもらったり、同じ志を持った人と出会った時は素直に信じた方がよいとのこと。
言い訳をなくすためにも、ご縁を大切にして、スピード感を持って決断することが大事とおっしゃっています。
僕が普通のサラリーマンから経営者としての道を進み始めたきっかけも、友達が紡いでくれたご縁を大切にしたからでした。
あの時、ご縁を大切にしていてよかったと素直に思えます。
■ご縁を引き寄せられる人とは!?
最後に、ご縁を引き寄せられる人になるために大事なことをおっしゃられています。
その大事なこととは、
・「自分のゴール」だけじゃなく「チームのゴール」を考えること。
・「独りじゃ何もできない」という健全な前提でメンバーへのリスペクトを持つこと。
自分のことばかり考えていると、周りの人から助けてもらえなくなり、なかなか上手くいかないですよね。
僕自身、周りの人のためと思っていても、結局「自分のため」になっていないか ?と反省する一言でした。
ご縁を大切にしていくためにも、僕もこういったことを心がけていきます。
≪本日の格言≫
最高の縁って、いま目の前にいる人なんだよ。
一番近くにいてくれるその人たちを心から大切にしていれば、
道っておのずから開けるよ。
教えてあげたいと思われる人になる第一歩
こんにちは。
秋になり、比較的過ごしやすい季節になりましたね。
今年も一ヶ月と少しですね。
年始に立てた計画や目標を見直す時期になってきました。
そこで今一度、謙虚さを忘れずに初心に返るための一冊を紹介します。
「成功する人は、教わり方が違う」 中谷彰宏 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4309248055
リーダーを育てる「中谷塾」を主宰している中谷彰宏さんが書いた本です。
教わる側として大切にしたら、教える側がもっと教えたくなる内容になっています。
全内容を網羅することはできませんので、今回はすぐに変えられる行動の部分を切り取って紹介します。
■一流は、自分のことを聞く
会社の上司や先輩などから厳しいことを言われるのがイヤで、逃避しようとしてしまうこともあると思います。
僕も怒られたり、できないと思われるのがイヤで、他の人の話をして、話をそらしたりすることが多かったです。
しかし、その場凌ぎばかりしていると自分の成長には、つながりません。
一流の人は、つらさから逃げず、常に自分のことを聞き、自分を改善することに集中していると中谷さんは、本の中でおっしゃっています。
■ 一流は教わったことを実行する
教える側は、教わったことを実践して、教えた相手が人生で有効に生かすことを希望しているとおっしゃっています。
教わったことを実行しないと、次のアドバイスはできません。
中谷さんもMr.マリックさんから、ひとつ手品を教えてもらったことがあるそうです。
中谷さんは教わった手品を即実行しましたが、結果としては手品を見せた相手にバレてしまいました。
次にMr.マリックさんに会った時に、中谷さんは教わった手品がバレてしまったことを伝えました。
すると次はうまくいくコツを教えてくれたとのことです。
中谷さんは、教わったことを実行したからこそ、手品を成功させるのに必要なコツを教わることができました。
仕事でも実行してみないと、教える側は失敗の原因がわからず、上手くいかせるコツを教えることができないのです。
■一流は恥をかきながら学ぶ
「教える」とは、失敗しても「なぜ失敗したのか」「次に失敗しないようにどうしたらよいか」「失敗しても大丈夫」と伝えることだと本に書かれています。
ボイストレーニングでも、先生から声を出してみてと言われて、ひっくり返った声が出た人はOKだそうです。
先生の前で声を出す(実践する)ことにより、直すところを教えてもらえるとおっしゃっています。
僕も先輩方が教えたくなる自分で居続けるためにも、初心を忘れずに、まず聞いたことを実行していきます。
≪本日の格言≫
ちっぽけなプライドこそ、その選手の成長を妨げる
必見!今日から自己紹介上手になる方法
こんにちは。
10月を迎えて、内定式や会社の異動などで新たな出会いが増える時期になりました。
そんな時に必ず行われるのが自己紹介ですね。
自己紹介となると何を話していいのかわからなかったり、緊張して上手く話せない人が多いのではないでしょうか。
そんな方へ自己紹介が上手くなるエッセンスを教えてくれる記事がありました。
ソフトバンクの孫正義会長も認めたプレゼンテーションクリエーターの前田鎌利さんが、一瞬で相手に覚えてもらえる目からウロコな自己紹介のコツを教えてくれています。
https://r25.jp/article/730990935978495333
■第一印象が評価に大きな影響を与える!?
1946年にポーランドの心理学者ソロモン・アッシュによって提唱された「初頭効果」で、最初に示された特性が記憶(印象)に残りやすく、後の評価に大きな影響を与えると言われています。
特にビジネスマンにとって、第一印象は重要ですよね。
僕も経営者の先輩方から、第一印象は3年続くと教えてもらい、かなり意識しています。
前田さんが講演や研修を通して多くの人と会って実感したのは、自分の情報を伝えることは意識しても、「相手にどう思われたいか」を意識する人は1割にも満たないということ。
今求められるスキルは、限られた時間の中で、自分自身に一瞬で興味を持たせられるような自己紹介やプレゼンテーションができる能力とおっしゃっています。
■ほとんどの自己紹介は、相手に伝わらない!?その原因とは?
前田さんの研修では、5人のグループになって順番に1分間ずつ自己紹介を行ってもらいます。
その後、他のグループメンバーがそれぞれ「一番印象に残ったこと」と自己紹介した人が話した内容で「一番伝えたかったこと」を確認すると、平均して全体の1割しか合致しないという結果が出るとのこと。
ほとんどの人が、1分間という短い時間に名前、出身地、趣味など5つ以上の項目を話すため、記憶するのが困難なことが原因だとおっしゃっています。
伝えたいことが伝わる自己紹介をするためにはどうしたらよいのでしょうか?
■自己紹介上手になる3つのポイント!!
前田さんは、相手に印象づける効果的な自己紹介の方法として「マジックナンバースリーの法則」というものを推奨しています。
3つまでなら相手の記憶にしっかりと印象づけることができるとのこと。
自己紹介を上手にするためのポイントとして、以下の3つを挙げています。
・最初に数を示す
例えば「今日、伝えたいことは3つです。1つ目は〜」という具合です。
・3つのキーワードに絞り、単語で提示する
僕の場合、経営者・野球・父にします。
今は会社を経営しています。学生時代は野球部に所属していて、今でも趣味でやります。また1児の父という面もあります。
というところでしょうか。
・説明するものは1つに焦点を当てる
例えば「今日、伝えたいことは1つだけです。それは趣味の野球です」といった感じです。
これから多くの出会いがあり、自己紹介の場面があります。
自己紹介の工夫ひとつで、より人と繋がれる自分になれそうですね。
僕も3つのポイントを意識して、印象に残る自己紹介ができるようになろうと思います。
≪本日の格言≫
第一印象に二度目のチャンスは絶対ないんだ
引きこもり生活から世界デビュー!ナオト・インティライミさんから学ぶ「チャンスを掴む秘訣」
こんにちは。
8月も折り返しました。
今年もあと4ヶ月ほどですね。
何かいいことないかなぁと待ち続けてるだけでは、
あっという間に1年が終わってしまいます。
なかなかきっかけを掴めない、チャンスなんて来たことがないと思っている方に、
ぜひ読んで欲しい記事があります。
先日、世界的な大手レーベルの「Universal Music Latin Entertainment」と
契約を結んだ、ナオト・インティライミさんのインタビュー記事です。
https://r25.jp/article/706383131728811112
ナオトさんは、数々の大きなチャンスに恵まれているとネット上で話題となっており、チャンスを掴めた要因とも言える心構えがとても学びになりました。
■とにかく飛び込んでみるスタイル
ナオトさんは数々のヒット曲を輩出しているので、
順風満帆な歌手活動を送ってきたと思っていました。
しかし、世に名が知れたのは、最初のデビューから約9年が経ってからで、
デビュー当初から苦労していたそうです。
2001年にデビューするもなかなか売れず、2年ほどで事務所が倒産してしまい、
8か月間の引きこもり生活を送っていました。
そんなナオトさんを再び突き動かしたのは、
壁に貼ってあった自分で書いた「2010年にワールドツアーをしたい」という目標でした。
自分の目標を再確認したナオトさんは、
「ワールドツアーをしたいなら、下見に行かなきゃ!」と思い、
全財産を握りしめて世界旅行に出かけたそうです。
ナオトさんは、現地でとにかく飛び込んでいくというスタイルで、
次々とチャンスを掴んでいきました。
・エジプトで草サッカーをやっている輪に飛び込んだところ、
プロのサッカーチームに選手としてスカウトされる
アラファト議長の前で歌い、仲が深まって議長府に2泊3日する
・コロンビアのレストランで即興で歌ったところ、
コロンビアを代表するシンガーであるアンドレス・セペーダに気に入られ、
ツアーに同行し、CDデビューの話が来る
とにかくやってみようという精神が、
思わぬチャンスに繋がることもあるのですね。
■チャンスはいつ来るかわからない、大事なのは常にI`m readyでいること
チャンスを掴むために大事なこととして、
自分がどれだけ準備できているかが重要とおっしゃっています。
チャンスは何度もあるわけではなく、
道端で、電車で、あるいは会社の飲み会などで、
自分のやりたいことのキーマンになる人と出会うかもしれません。
もしかしたら、1時間後にくるかもしれないし、
10年後に来るかもしれないとのこと。
そのチャンスを掴み取るためにまずは、
自分がやりたいことと自分ができることを明確にすることが必要とおっしゃっています。
いつ来るかわからないチャンスに向けて努力し続けて、
絶対に逃さないために準備しておくことが大事ですね。
■夢を叶えるためには、自分が必死になること
世界デビューを果たしたナオトさんですが、
日本での知名度や世界一周をした時のコネクションを一切使わなかったといいます。
ギター1本でロサンゼルスに行き、地道に活動していたそうです。
自分の夢に引っ張っていってくれる人はいないため、
自分が必死になるしかないとおっしゃっていました。
必死になるためには、お膳立てしてもらわず、
夢を叶えるために死ぬ気で命をかけて動く必要があるとのこと。
ナオトさんが、いつくるかわからないチャンスを掴むために常に努力して、
準備していたことがわかる記事でした。
夢を叶えるため、貴重なチャンスをしっかりと掴めるように目標を描きながら、
日々努力していきます。
≪本日の格言≫
チャンスは準備のできた者だけに微笑む
ルイ・パスツール
今月のオススメ本♪新たな目標を見つけるために
こんにちは。
夏とは思えないほど、涼しく比較的過ごしやすいですね。
各地では、高校野球の地方大会が行われており、
プロ注目の大船渡の佐々木投手の活躍も楽しみです。
高校球児は、全国制覇や甲子園出場など、
それぞれの目標を掲げ、日々チャレンジして
夢に向かっていると思います。
皆さんも部活や受験勉強など、自分で目標を見つけ、
努力した経験があるのではないでしょうか。
ただ、社会人になるとなかなか次の目標が見つからず、
現状維持で自分自身を満足させようとしている人が
多いと思います。
僕自身、社会人になりたての頃は、安定志向で
リスクを取ることはなるべくしたくないという性格でした。
そんな人へ、これからの道を考える上で
非常に参考になる本を紹介します。
「新世界」 西野亮廣 著
引用元:https://www.amazon.co.jp/新世界-西野-亮廣/dp/4048964372
お笑い芸人であるキングコングの西野さんが書いた本です。
今回は、本の一部しか紹介できませんが、 この本には、
・お金の本質
・クラウドファンディングやオンラインサロンの可能性
・西野さんのビジョン
がわかりやすくに書かれており、次にすべきことを
新しい時代の流れから示してくれています。
■守りたいものがあるならお金のことを知る必要がある!
お金の話をする人やお金持ちに対して、
いい印象を持っていない人は多いと思います。
僕も、お金持ちの人や社長は、人を蹴落として
上に上がっているようなイメージがありました。
私たちがお金や金持ちに対してこのような印象を持ってしまうのは、
一説に昔の政策にあると言われています。
江戸時代に徳川家康は、国を支配しやすくするため、
国民が財力を持つと、反乱を起こす原因になると考え、
お金を稼いでいる商人を一番下の身分にしたのです。
そうして、「お金を稼ぐヤツは卑しい」というイメージが」作られ、
「お金を稼ぐ=悪いこと」だという
現代の日本人の考えにまで影響しているといいます。
私たちは、お金について学校で教えてもらえず、
お金の集め方も使い方もよくわからないため、
お金に対して恐怖を抱いてしまっている状態です。
お金の不安が大きかったら一歩踏み出せない、
だからまずは、お金について学ぶことが大切だと書かれています。
■貯金時代から貯信時代へ!
西野さんは、これからの時代は「信用」がキーになると言っており、
本の中でも面白いことを書いています。
その中でわかりやすい例として、
ホームレス小谷さんという方のことを書いていました。
ホームレスですが、毎日好きなものを食べ、世界中旅行しているそうです。
芸人としてなかなか売れない彼に、西野さんは
最初はホームレスの生配信を提案し、
小谷さんが実行したところ、かなりの注目を集めました。
さらにホームレス社長になって、
一日50円で何でも屋になることを提案しました。
実際、小谷さんは草むしりをやったり、
ヌードモデルをやったり何でもしました。
購入者は、さすがに50円で働かせるのは申し訳ないと思い、
ご飯をごちそうして、一緒にいるうちに仲良くなり、
飲みにまで行く仲になります。
こうして、小谷さんは労働の対価として、
お金ではなく信用を稼ぎ続けました。
ある時、小谷さんは、50円で小谷さんの一日を購入した女性と結婚しました。
ただ、結婚式を挙げるお金がないということで、
西野さんの提案で4,000円支援してくれた人は
結婚式に参加できるというクラウドファンディングを立ち上げました。
すると3週間後には、250万円が集まったのです。
その支援した人は、50円で小谷さんを買ったことがある人達でした。
彼らは4,000円ぐらい小谷さんのためなら喜んで!と払ってくれたのです。
困った時に、何も言わず時間や労力を自分のために使ってくれる人が
何人いるだろうかと、とても考えさせられるエピソードでした。
■これからの時代に大事にしていくことは、嘘をつかないこと
西野さんは本の中で、これからは
自分をブランド化することが大事だと言っています。
モノが溢れている今、自分の『信用』を付加価値として
商品を販売するサービスが増えてきており、
これからは『信用』をお金に換えて生きる人が増えてくるそうです。
つまり、買い物をする時に「何を買うか?」ではなく、
「誰から買うか?」という基準で選ぶ時代になってきます。
信用度を上げるためには、西野さんは「嘘をつかない」ことだと言っています。
西野さんのスタッフの甥っ子(中学生)は、
素人のおじさんYouTuberの感想を参考にお菓子を選んでいたそうです。
理由を聞くと、おじさんはお菓子の味に対して、
正直なリアクションをしてくれるからと返答したそうです。
タレントさんは、演技ができて上手に嘘をつけるから
参考にできないということでした。
なかなか嘘をつかず、正直に生きていくというのは難しいですよね。
僕も100%正直にできているかというと、
時々つまらない嘘もついてしまうことがあるかなぁと思います。
自分の目標や夢がある人も、これから見つける人も、
『信用を蓄える』という観点で考えると、
より面白いことが浮かぶかもしれません。
僕自身もこの本を読んで、これからのことにワクワクしました。
僕も信用を積み上げ、たくさんの人に協力してもらえるような
人間になっていきます。
≪本日の格言≫
視野の狭い人は、 我が身を処する道を誤るだけでなく、
人にも迷惑をかける。
大ヒット商品「キリン ファイア ワンデイ ブラック」を生んだのは、開発担当者の「あの人に届けたい想い」
こんにちは。
いよいよ梅雨到来ですね。
僕の友人は、雨の日でも気持ちが上がるように
オシャレな傘を持って出かけるそうです。
https://osamudaily.hatenablog.com/entry/2019/05/20/070000
ジメジメする日が続く中で、
どうしても仕事へのモチベーションが上がらない人もいるのではないでしょうか。
今回は、心に火をつけるような記事を紹介します。
https://r25.jp/article/683101888987869449
発売から2か月で2000万本という、
驚異的なペースで売り上げを伸ばしているペットボトルコーヒー
「キリン ファイア ワンデイ ブラック」は、
逆境の中でも諦めないという開発担当者、山中さんの熱い想いで生まれました。
引用元:KIRIN公式ホームページ
https://www.kirin.co.jp/products/list/item/softdrink/fire_oneday.html
今回は、もうボトルコーヒーは売れないだろうと
言われている状況に立ち向かった山中さんと、
ある方との対談の記事になっています。
その方とは、同じく逆境の出版業界の中で、
大ヒット書籍を次々連発する幻冬舎の編集者、
箕輪厚介さんです。
■大事なのは、あの人に届けたいという想い
売上を上げようと思うと、
「多くの人が買ってくれるもの」と考えがちですよね。
しかし、そうして作られた商品はスベることが多いので、
ニッチでも「あの人なら買う」と届けたい相手の顔まで
具体的に想像できた商品が売れたりすると
箕輪さんはおっしゃっています。
実際にファイア ワンデイ ブラックは、キリン社員で
1人オフィスに残って
「俺はまだ頑張るぞ! もっとやれる!」と
気合いを入れている人を設定して開発されました。
そんな想いが、ヒット商品を生むことに繋がったんですね。
■1人の熱量がまわりを巻き込む
今や驚異的な売り上げを上げている
ファイア ワンデイ ブラックですが、
最初は重要な会議で賛成してくれる人が
1人もいなかったそうです。
それでも山中さんは、関わるメンバー1人ずつ
火をつけていこうと伝えていきました。
その想いが伝わったのか、中味開発の担当者が
1000本もの試作を繰り返し、ようやく完成したとのことです。
僕も本気のスイッチが入った時、
熱量が周りにどんどんと伝染していった結果、
事業が拡大していったのを経験してきました。
たった1人の力が思いもよらぬパワーを生み出すものですね。
■大事なことは、上司や社内にYesをもらうのではなく、目的をしっかりと持ち続けること
特に大きな企業では、
「上司や社内にYesをもらうのが目的になっていることが多い」
と箕輪さんはおっしゃっています。
「出版業界でも、ダメな編集者は売れ筋ランキングを見て
似たような企画を出したり、
売れている本の傾向からデザインを決めたり、
データにばかり向き合おうとする」そうです。
僕自身、新卒で就職した会社は、ある程度大きな会社でした。
最初は、よりよい商品を作りたいという想いを持っていましたが、
提案しても承認されないということが続きました。
次第にベクトルが社内に向かい、
上に通すために言われるがままの仕事になり、
モチベーションが下がってしまったという経験があります。
本来の目的を見失わず、しっかりと持ち続けることが
良い仕事をするために大切ですね。
壁にぶち当たると逃げたくなる自分が出てきます。
そんな時こそ、なんで頑張っているのかを自分に問い、
本当に届けたい人をイメージして、
熱い想いを持ち続けることが大事だと感じました。
≪本日の格言≫
どんな計画であれ、重要なのはあなたの信念である。
信念なくして、結果を出すことなどは、あり得ない。
ウィリアム・ジェームズ