仕事に取り組む姿勢
こんにちは。
世間ではコロナウイルス禍で活動自粛など多方面に影響が出ていますね。
このような状況で僕が問題なく生活できているのは、医療の現場で働かれている方のおかげです。
改めて、医療従事者の方へ感謝します。
さて、自粛の中で家にいる時間も多くなり読書する時間が増えました。
その中で、今回は『起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡』(著:児玉 博)を紹介します。
https://www.amazon.co.jp/dp/B086TXHZ32/
みなさん「U-NEXT」や「USEN」というサービス、一度は耳にされたことがあるかと思います。
今回の本は、それらを統括する株式会社 USEN-NEXT HOLDINGSの現SEO 宇野康秀氏(以下 宇野氏)の自伝的なインタビュー本です。
宇野氏は現職に就くまでには過去に、人材派遣会社の株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)創業をされたりと、起業家の最前線で働かれてきました。
その宇野氏が経営者としての姿勢や考え方の礎をつくったエピソードから、学びたいと思います。
■先頭に経つ人こそハードワーク
宇野氏の経営者としての姿勢の素になったのは、父の影響とのこと。
幼い頃、父と母とのこのようなやり取りがありました。
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土日祝日関らず当たり前のように仕事をする父に対し、それを疑問に思った母とのやり取り
母:「あんた社長なんやろ?社長のあんたが休みの日もなんで、働かにゃあかんの?社員にまかせたらえんやん?」
父:「何をアホなこと言うとるんや。ワシより働くもんがおったらそいつが社長や」
※『起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡』より抜粋
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この父の働く姿をみて「ハードワーク」が働くときの合言葉になったようです。
僕もこの一説を読んで、「確かに!」と思いました。
僕も事業立ち上げ時はその準備に充てるため、会社での就業以外の時間は全て創業の準備に時間を充てていました。
それこそ終電で帰るのが当たり前という生活です。
今でこそ家庭を持ち、家族との時間もつくるようになりましたが、振り返るとよくやっていたなって思います。
■常に人は人の背中を見ているし、見られている
ハードワークと聞くと、つらいこと・大変などネガティブなことをイメージしがちです。
自分も昔はそうでした。
ただ長時間労働を重ねることは、つらいものがあり心が病んでしまうこともあります。
しかし振り返ってみると、事業立ち上げ時は肉体的につらいことはありましたが、精神的につらかったことは少なかったです。
もちろん僕も聖人君主ではないので、思うようにいかず落ち込むことはあります。
また今後落ち込む経験も起こると思っています。
でもそんな僕が頑張れたのは、仲間のおかげでした。
経営者の先輩方が寝る間も惜しんで働き、ビジョンを掲げお互い起業を志す仲間の努力する姿を見てきました。
先輩がそこまで働いているなら…仲間が歯を食いしばっているなら…と不思議とハードワークできました。
無意識のうちに周りの姿勢に感化されていたと思います。
今は起業を目指す後輩が多くでき、その仲間の姿をみると襟を正されることが多々あります。
■努力し続けるには
以前ブログで「コミュニティの大切さ」を書きました。
https://osamudaily.hatenablog.com/entry/2019/01/21/070000
コミュニティとは、どんな人と一緒にいるか?と言い換えられるかと。
ビジョンなく働き続けている人囲まれたら、ハードワークとはつらいものに感じます。
ビジョンに満ち溢れて働いている人に囲まれたら、ハードワークをハードワークとすら思わなくなります。
振り返ると、ビジョンに向かい目指し続ける経営者の先輩や、今まさにこれから!という後輩、そのような仲間に囲まれていることを幸せに感じます。
ビジョンを掲げてハードワークするのは当たり前と思える環境に身を置けられることに感謝しかありません。
改めて、常に自分も周りに見られているという意識をもち、1人の経営者として誇れる働き方を続けていきます。
≪本日の格言≫
常識を持ち、目標に向かっていく強い信念と、ハードワークを愛せる人物なら誰でも成功できる
レイクロック(マクドナルドコーポレーションの創業者)