教えてあげたいと思われる人になる第一歩
こんにちは。
秋になり、比較的過ごしやすい季節になりましたね。
今年も一ヶ月と少しですね。
年始に立てた計画や目標を見直す時期になってきました。
そこで今一度、謙虚さを忘れずに初心に返るための一冊を紹介します。
「成功する人は、教わり方が違う」 中谷彰宏 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4309248055
リーダーを育てる「中谷塾」を主宰している中谷彰宏さんが書いた本です。
教わる側として大切にしたら、教える側がもっと教えたくなる内容になっています。
全内容を網羅することはできませんので、今回はすぐに変えられる行動の部分を切り取って紹介します。
■一流は、自分のことを聞く
会社の上司や先輩などから厳しいことを言われるのがイヤで、逃避しようとしてしまうこともあると思います。
僕も怒られたり、できないと思われるのがイヤで、他の人の話をして、話をそらしたりすることが多かったです。
しかし、その場凌ぎばかりしていると自分の成長には、つながりません。
一流の人は、つらさから逃げず、常に自分のことを聞き、自分を改善することに集中していると中谷さんは、本の中でおっしゃっています。
■ 一流は教わったことを実行する
教える側は、教わったことを実践して、教えた相手が人生で有効に生かすことを希望しているとおっしゃっています。
教わったことを実行しないと、次のアドバイスはできません。
中谷さんもMr.マリックさんから、ひとつ手品を教えてもらったことがあるそうです。
中谷さんは教わった手品を即実行しましたが、結果としては手品を見せた相手にバレてしまいました。
次にMr.マリックさんに会った時に、中谷さんは教わった手品がバレてしまったことを伝えました。
すると次はうまくいくコツを教えてくれたとのことです。
中谷さんは、教わったことを実行したからこそ、手品を成功させるのに必要なコツを教わることができました。
仕事でも実行してみないと、教える側は失敗の原因がわからず、上手くいかせるコツを教えることができないのです。
■一流は恥をかきながら学ぶ
「教える」とは、失敗しても「なぜ失敗したのか」「次に失敗しないようにどうしたらよいか」「失敗しても大丈夫」と伝えることだと本に書かれています。
ボイストレーニングでも、先生から声を出してみてと言われて、ひっくり返った声が出た人はOKだそうです。
先生の前で声を出す(実践する)ことにより、直すところを教えてもらえるとおっしゃっています。
僕も先輩方が教えたくなる自分で居続けるためにも、初心を忘れずに、まず聞いたことを実行していきます。
≪本日の格言≫
ちっぽけなプライドこそ、その選手の成長を妨げる