街のカメラ屋さんを年商1,700億企業まで成長させた、ジャパネットたかたの社長から学ぶ「稼ぐ哲学」

こんにちは。

 

今年も6月に入りましたね!

2019年も間もなく折り返し地点。

年始に立てた目標は順調に進んでいますか?

 

日々仕事をしていると、「なんのために頑張っているのか?」

という目的を見失ってしまう人もいると思います。



今日は、そんな方へオススメしたい記事があったのでご紹介します。

 

ジャパネットたかたの創業者 髙田明さんの「お金の哲学」がテーマです。

 

https://r25.jp/article/682504798208625418



ジャパネットたかたは、テレビショッピングで老若男女から知られている会社ですが、

元々は長崎のカメラ店だったそうです。

 

街のカメラ屋さんから、一代で年商1,700億企業までに育て上げたのが髙田さん。

 

その髙田さんの仕事に対する考え方がとても学びになりました。



ジャパネットたかたの創業者 髙田明さん。物欲がないってほんと?

 

まず最初に驚いたのは、髙田さん自身、

全く物欲がないということ。

 

車や時計に全く興味がなく、社用車がベンツだったそうですが、

「軽自動車でいいよ」と言ったこともあるそうです(笑)



通販事業でたくさんのモノを売ってきた髙田さんですが、

当の本人は物欲がないという、意外な一面を知りました。



とはいえ、髙田さんは年商3億にも満たなかった会社を

一代で年商1,700億までに成長させた方。

 

そんな髙田さんが何を意識して仕事をしてきたのか気になりますよね。

 

■稼ぐとは「インフラを整備すること」

 

髙田さんは、稼ぐということに関して、

大事なのは「何のために稼ぐのかを明確にすること」

とおっしゃっていました。

 

稼いでカッコいい車が欲しい、

稼いでいい家に住みたい、

はたまた海外旅行に行きたいなど、

人それぞれお金の使い道は違うと思います。



髙田さんの持論は、「稼ぐ」ことは

「インフラ整備をすること」だそうです。

 

税金に例えてお話しされていて、なるほどと思ったのですが、

稼いで税金を納めると、道や橋が修繕されますよね。

 

自分達が生活しやすい環境が整備されることで、

より自分のやりたいことに向けて動きやすくなります。



髙田さんの場合、資金を蓄え

自社スタジオの建設に当てたことが、

その後のジャパネットの発展に繋がったとおっしゃっていました。



これを自分へも当てはめると、

夢を実現するための自分への投資や、

働きやすくするための環境づくりにお金を使うということですよね。

 

稼ぐことが目的ではなく、

稼いだ先に何を実現したいかを明確にし、

それに向けてお金を使うことが大事だと気付かされました。



■より成長するには、3つの視点を持つこと

 

もう一つ、稼ぐ上で髙田さんが大事にしている考え方があるそうです。

 

それが、「3つの視点を持つこと」。

 


これは能の考え方で、

①自分から相手を見る視点 = 我見

②相手が自分を見ている視点 = 離見

③全体を俯瞰して見る視点 = 離見の見

を意識することが大事だそうです。



テレビショッピングをしていた髙田さんは、

自分の「売りたい!」という視点だけではモノは売れないとおっしゃっています。

 

相手の立場に立って、「これなら自分の生活に取り入れたい」

「この値段なら買ってもいいな」という視点で商品を見る。

 

そして、自分とお客様を俯瞰して見た時に、

この状況でどう伝えるのがベストかを

考えて伝えていたとおっしゃっていました。



これは、販売や営業の仕事だけでなく、

どの仕事でもとても役に立つ考え方だと思います。

 

事業の本質は「win-win」であること。

 

この3つの視点を持つことで、

自分の「こうしたい」と、相手の「ああしたい」という想いを

どちらも実現できるなと感じました。



髙田さんの考え方を聞き、

自分が何を実現したくて今働いているのか、

目標を見直すいい機会になりました。

 

冒頭でも触れましたが、今年ももう折り返し地点が近づいています。

 

僕も改めてビジョンを明確にし、

3つの視点を意識して目標を達成していきます。



≪本日の格言≫

私はイチゴクリームが大好物だが、

魚はどういうわけかミミズが大好物だ。

だから魚釣りをする場合、

自分のことは考えず、魚の好物のことを考える。

デール・カーネギー