イチロー選手の引退会見から学んだ、大きな結果を出す人の心構え

こんにちは。

桜が咲き始めて、いよいよ春到来ですね。

 

2019年3月21日、イチロー選手が日本で9年間、アメリカで19年間の

プロ野球生活に終止符を打ちました。

 

僕自身、ついにこの時が来たのかと少し寂しい気持ちになりました。

小学校から大学まで野球をやってきた自分にとっては、レジェンドであり、

イチローのいない野球界は想像できません。

 

常に前人未到の記録にチャレンジしてきたイチロー選手の引退会見からは、

学ぶことが多く、人生の糧にしていこうと思います。

 

引退会見:https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/ichiro



■他人との比較ではなく、過去の自分を超える

 

記者からの「生き様で伝えたこと、伝わったら嬉しいと思うことは。」

という質問に対し、 イチロー選手は

人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。

 あくまでも、秤(はかり)は自分のなかにある。

 それで自分なりに秤を使いながら、自分の限界を見ながら、

 ちょっと超えていくということを繰り返していく。」

と回答しました。

 

自分と向き合い続けている姿勢が、カッコイイですね!

つい人と比べてしまい、自分のできていないことに目を向けてしまって、

自信をなくしてしまう人が多いのではないでしょうか。

 

あくまで大切なのは、過去の自分を超えているかだと思います。

イチロー選手のようなトップアスリートの方は、

昨日の自分を常に超えていこうと努力されているんだと感じました。

 

僕はたまに気を抜いてしまうこともあったので、

常に昨日の自分を超えて行けたわけではありません。

ただ、1ヶ月前の自分は超えようという意識で、毎月走り続けてきたなと思います。

 

 

■遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない

 

イチロー選手は、先ほどの記者の質問に対して、続けて答えています。

「間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど。

 でもそうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない」

 

頑張っているのに結果が出ない時、本当にこの道は正しいんだろうか、

無駄な努力をしているんじゃないだろうかと正解探しをしてしまい、

悩んで立ち止まってしまうこともあります。

 

でも、もがき苦しんだ経験が、いずれ悩んでいる人の背中押しになるし、

今の自分を形成しているんだと思います。

 

 

壁は理想への階段!困難な体験を乗り越えた先に、理想の結果がある

 

引退会見の最後に、イチロー選手はこうおっしゃっていました。

「孤独を感じて、苦しんだこと多々ありました。

 ありましたけど、その体験は未来の自分にとって、

 大きな支えになるんだろうと、今は思います。

 

 だから、辛いこと、しんどいことから、逃げたいと思うのは当然のこと

 なんですけど、でもエネルギーのある元気なときに、それに立ち向かっていく。

 そのことは、すごく、人として重要なことなんではないかなと感じています。」

 

僕自身、壁が立ちはだかる度に、

どうにか横をすり抜けていけないかを考えたこともありました。

 

ですが、「壁に見えるものは、全て理想に近づくための階段状になっている」

という言葉を教えていただき、励みにしてきました。

一度壁を超えると壁と感じていたものが壁ではなくなり、

同じような課題が来ることはなかったように思います。

 

日々、過去の自分を超えているかに集中して、壁を超え続けて

理想の自分に近づいていこうと思います。

 

≪本日の格言≫

キャンプでいろいろと試すことは、ムダではありません。

ムダなことを考えて、ムダなことをしないと、伸びません。

イチロー